韓国と大田広域市
韓国
韓国(正式名称:大韓民国(ROK))は、アジア北東部の戦略的要衝に位置しています。同国の産業構造は過去40年にわたり劇的な変化を遂げ、現在、その主要産業は自動車、石油化学、家電・電子製品、造船、繊維、製鉄など多方面に広がっています。活発な輸出と多額の設備投資に牽引された力強い成長により、韓国経済は現在、世界13位にランクされています。アジア経済圏の強力な要所として、韓国は情報技術においては世界を主導する立場にあり、サムスン、ヒュンダイ、LGといった世界的大企業を生み出しました。
2004年以来、韓国の半導体、自動車、ワイヤレス通信機器は、総輸出量の30%以上を占めています。とりわけ、同国の半導体産業は過去20年間に目覚しい発展を遂げ、現在、総生産量において世界3位にランクされています。
今日、韓国は現代的機能と伝統の両方が息づく、生命と活気のみなぎるダイナミックな国家です。同国は何千年にもわたる伝統を守りながらも、近代的な先進国家となろうとしており、21世紀にはアジア北東部のハブとなることに全力を注いでいます。
5000年余りの歴史を持つ韓国は、その豊かな文化にも誇りを抱いています。目覚しい経済発展を遂げた傍ら、この国の現在の文化的トレンドは、歴史的ルーツを認識しつつ、現代的スタイルと伝統的スタイルをほどよく取り入れたものとなっています。
2009年10月の時点で、韓国には文化遺産が8か所、自然遺産が1か所あります。同国の文化遺産には、シンプルな美と静寂さがただよう純粋ともいえる情緒が伺われます。しかし、それらの歴史的背景は、古代から李氏朝鮮時代に至る多彩な歴史に彩られています。これらの遺産には、こざっぱりとした清楚な美的感覚から、宮廷や寺院の伝統的建築様式に見られる科学的合理性にいたるまで、幅広い価値観が表現されています。
美しい自然の景観を誇る済州の火山島は、地質学的特性においても、また生態系としての価値においても極めて重要な存在となっています。2007年、この島は「済州火山島と溶岩洞窟群」という名称の下で、ユネスコ世界自然遺産に登録されました。
こうした豊かな宝庫に加え、韓国は文化的洗練性と、アジアに「コリアンウェーブ」を巻き起こしたエンターテイメント産業を通じて世界の注目を集めています。韓国のテレビスターや映画スターはアジア全域で人気を呼び、最近では米国ハリウッドやヨーロッパに進出しつつあります。
大田広域市
韓国の中央に位置する大田広域市は、国内の都市の中でも特に住みやすいため、全国各地からたくさんの人々がやってきます。ここはまた、鉄道と高速道路が交差する要衝でもあります。
大田広域市は、大徳研究団地やエキスポ科学公園を有するなど、科学と教育の御家どころとして知られています。ここには主な研究所が多数存在するため、韓国最大の外国人人口を擁しています。さらに、同市は教育水準が極めて高く、他の都市に比べ博士号を有する人々が多いのも特長です。これらを総合すると、同市は学生や教育者にとって非常に刺激的な環境であるといえます。
スマート・シティーや大徳イノポリス(大徳研究開発特区)の建物をはるかに見渡す甲川の川辺を散策してもいいでしょう。また、屯山洞の豪華なギャラリア百貨店でショッピングや、萬年洞のレストラン街で食事を楽しむのもいいでしょう。大田広域市には誰もが楽しめるアトラクションが揃っています。また、儒城(ユソン)温泉や大清ダムも人気を集めています。さらに、大田広域市を取り囲む山々には寺院や展示館が散在し、この地に長期滞在したいという思いすら沸いてきます。
大田コンベンションセンター(DCC)
大田の代表的複合会議施設の一つ、大田コンベンションセンター(DCC)は洗練された独自の建築デザイン、美しい眺望、そして近代的設備で知られています。2008年にオープンしたこのセンターには、グランドボールルーム、展示ホール、カンファレンスホール、そして、様々なミーティングやコンベンションの活動に合わせて利用できる会議室24室が完備されています。
大田市は、MICE(マイス)産業に比較的遅れて参入しましたが、大田コンベンションセンターの開設に伴い、この業界を主導する都市の一つとして急速に発展しました。昨年開催された第60回国際宇宙会議(ICA)をはじめ、今日に至るまで、80に上る大小様々な国際会議の会場となってきました。成功を収めた会議が次第に増える中、DCCは韓国で最も人気のあるコンベンションセンターの一つになりつつあります。
さらに、この最新の科学技術の体験の場であるDCCの近くには、KOTREX(大韓貿易投資振興公社の大田貿易展示館)、エキスポ科学公園、大田文化芸術の殿堂、市立美術館、ハンバッ樹木園があります。
















